Googleアドセンスの審査にやっと合格しました!
7月30日の開設から約1か月半。記事数は9記事。
5回目の申請でようやく合格できました。
「Google のポリシーに準拠していないサイト」を4回頂きました(^_^;)
どの修正が合格につながるのか解るようにと考えて、細かく修正しては再申請を繰り返してみましたので、ご報告いたしますね。
一発合格では検証できない内容もあります。
何も悪いことしてないのに、審査結果で「Google のポリシーに準拠していないサイト」をもらって苦労されている方のために多少でもお役にたてれば幸いです。
なおこの記事の内容的には、アダルトなどの明白なポリシー違反はしていないのに「Google のポリシーに準拠していないサイト」の理由で不承認になった場合限定になります。
なので、「Google AdSense のプログラム ポリシー」と「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」に明記されているものは基本的に省略していますので、ぜひ本家を熟読してください。
個人的な妄想も多少含まれてますので、あらかじめご了承ください(笑)
目次
Googleアドセンス審査合格時のブログの状態
合格時のブログの内容は下記の通りです。
記事数:9記事(固定ページ除く)(文字数は1000~7000文字程度)
カテゴリー数:2(7記事+2記事)
運営期間:48日
プロフィールページ:あり
問合せフォーム:あり
プライバシーポリシー:あり
画像:あり(他サイトのキャプチャ、フリー画像、商品画像など)
他サイトリンク:あり
YouTube引用:なし
アフィリエイト:あり A8、Amazon、バリューコマース(カエレバ使用)
ドメイン:独自ドメイン
こんな感じです。
YouTubeとTwitterの引用は最後の審査中に書いていた記事で使うつもりでしたが、書きあがる前に合格してしまいました。
で、結論的なことを先に書いちゃいますが、最後の審査落ちの後修正した内容は下記です。
ちなみに審査落ちの理由は最初から最後まで「Google のポリシーに準拠していないサイト」です。
1.記事数を2記事増やす
2.1記事しかなかったカテゴリーを2記事にした
3.サイドバーに簡単なプロフィールを追加
この修正の中で一見合格の決め手になるように見えるのは「記事数」「カテゴリー内の記事数」のふたつでしょう。プロフィールページ(固定ページ)は最初から存在していました。
でも、最近の審査方法が変わったと思える時期の後では、「5記事で合格」とか報告されているブログさんも多く、単に記事数だけの問題とはどうしても思えません。
また、「1記事だけのカテゴリー」自体が問題になったとも思えません。
審査落ちした4回の申請の中で、「1記事だけのカテゴリー」を記事ごと削除(非表示)にして、その分記事を1つ書いて申請したこともありましたが、しっかり「Google のポリシーに準拠していないサイト」で落ちました。
5記事で合格しているブログさんと何が違うのか?
最近増えている、少ない記事数で合格しているいくつものブログと比較して、どこが違うのか、何度も何度も、ずいぶんと比較しました。
記事数については、絶対に10記事未満で合格したかったので、というか足切りは記事数ではないと確信していたので(5記事未満では厳しいと思いますが)、それ以外の問題点を細かく修正しながら申請し続けました。
確実な違いとは言い切れないですが、私が気になった部分としては、記事の内容です。
文章の良し悪しや文字数(少なくとも500文字は欲しいと思いますが)ではなく、記事のバリエーションです。
少ない記事で合格されているブログは雑記ブログが多いように感じたからです。
つまり、単一ジャンルで記事が少ないブログに比べ、雑記ブログの方が広告のバリエーションと対象ターゲット(読者)が多いので、幅広い広告主に対応できるわけで、Googleにとっても良いのではないかと考えたんです。
単一ジャンルの特化ブログの場合は、もっと記事数が多くないといけないんじゃないか、などと、妄想をどんどん膨らませたわけです。
うちの場合、最初は在宅ワーク関連の記事ばかりだったので、異なるジャンルの記事を1カテゴリー(1記事)を追加して7記事2カテゴリーの状態で、最初の申請をしました。
で、あの訳の解らない、意味不明で忌々しい「Google のポリシーに準拠していないサイト」で審査落ち。その後も合せて連続4回審査落ちすることになります。
Googleアドセンスの修正の内容と申請タイミング
申請と合否連絡を時系列でみてみます。
申請日時 | 審査結果連絡 | 合否 | |
第1回目 | 8月30日(木)19:30 | 8月31日(金)10:18 | 不承認「Google のポリシーに準拠していないサイト」 |
第2回目 | 8月31日(金)16:00 | 9月2日(日)15:43 | 不承認「Google のポリシーに準拠していないサイト」 |
第3回目 | 9月3日(月)11:00 | 9月5日(水)5:14 | 不承認「Google のポリシーに準拠していないサイト」 |
第4回目 | 9月7日(金)1:04 | 9月7日(金)22:02 | 不承認「Google のポリシーに準拠していないサイト」 |
第5回目 | 9月16日(日)1:18 | 9月17日(月)9:14 | 合格! |
審査結果が出るレスポンスはとても速いですよね。
特に第1回目の申請は、夜に申請して次の日の朝には結果が送信されています。
これって、人が審査しているのか疑問に感じます。
最近特にAI化の進んでいるGoogleさんですので、審査もAI化しているんじゃないか。
あるいは審査(申請)は1回でも最初の段階はAIで足切りしているんじゃないか。
などなど、さらに妄想は膨らんできます。
次にそれぞれの修正ポイントをまとめてみます。
Googleアドセンス合格に至るまでの修正ポイント
まず、第1回目の申請時点でのブログの内容は下記の通りです。
記事数:7記事(固定ページ除く)(文字数は1000~6000文字程度)
カテゴリー数:2(6記事+1記事)
運営期間:30日
プロフィールページ:あり
問合せフォーム:あり
プライバシーポリシー:あり
画像:あり(他サイトのキャプチャ、フリー画像、商品画像など)
他サイトリンク:あり
YouTube引用:なし
アフィリエイト:あり A8、Amazon
※リンク、アフィリエイトは記事に直接関係あるもののみ
ドメイン:独自ドメイン
正直言って、結構自信はありました。
直近で合格しているブログさんを参考にしても、十分に基準を満たしていると思ってました。
ま、結果ダメだったんですけどね。
次に各申請の修正ポイントは下記の通りです。
第2回申請時 | ・アフィリエイト外し ・SNSリンク(シェア、フォローボタン)外し ・1記事しかないカテゴリを記事ごと非表示 ・1記事追加 ・プライバシーポリシー内のアフィリエイト記述をアドセンスのみに修正 |
第3回申請時 | ・内容の薄い1記事を非表示に ・アフィリエイト戻す(1記事3個を上限) ・サイトのキャプチャ画像に引用元記載 ・非表示にしたカテゴリと記事を戻す ・怪しい表現(ポリシーに抵触しているとは思えないが)の修正 ・プライバシーポリシーに全アフィリエイトを記載(アドセンス含む) |
第4回申請時 | ・サイトの表示速度改善(サーバーの移行) 内容はそのまま |
第5回申請時 (合格時) | ・2記事追加(合計9記事) ・1記事しかなかったカテゴリを2記事に ・サイドバーに簡単なプロフィール掲載 ・プロフィール文の修正(特化サイト的な印象を無くした) ・非表示にしていたアフィリエイト(カエレバとかAmazonとか)表示 |
修正内容から見えてくるアドセンス合格までのポイント
・記事数
結果的に記事を増やして合格したのですが、7記事が9記事になったから合格!、って
ことじゃないような気がします。7~10記事もあれば十分でしょう。
・「1記事しかないカテゴリー」
カテゴリーを非表示にしても不承認だったので、それ自体が問題になるとは思えないです。
・サイトの表示スピード
これ、結構気になってたんですが、結果的に問題ではなかったようです。

・アフィリエイトの設置
よほど多くなければ問題はないようです。カエレバが設置されてても合格できました。
「スポンサーリンク」や「広告」のラベルはあった方が良いと思います。
・画像
アダルトだったり著作権侵害などのGoogleのポリシー違反(引用する画像自体も)でなければ問題ないでしょう。心配な時は引用元を記載しておけば大丈夫だと思います。
フリー画像は特に気にする必要はないと思います。
・外部へのリンク
これについてもGoogleのポリシー違反でなければ問題ないと思います。
リンク先の内容についてもGoogleのポリシー違反ではないことは必須です。
多すぎるのはコンテンツを外部に頼っているという観点で問題があるかもしれません。
・アクセス数
これは全く問題ありません。審査対象外ですね。
・運営期間
これも関係なさそうです。
・再申請は前回非承認から2週間空ける
申請間の期間は直接的には関係ないと思いますが、個人的にはもしかしたらある意味関係しているように思えます。その件については後で書きます。
その他検証していないこと
・YouTube動画やTwitterの引用
それぞれの公式方法である「埋め込み」や「共有」で引用する分には問題はないようです。もちろん、引用するもの自体が違法だったりポリシー違反の場合は問題外です。
・文字数
文字数については内容が有益で充実している記事であれば、500文字もあれば良いでしょうが、読者に有益な記事なら自然と1000文字以上にはなってしまうと思います。
・プライバシーポリシー、プロフィール、お問い合わせページなど
これが無い状態での申請はしていませんので、必須かどうかわかりません。
プライバシーポリシーは無い状態で審査に合格した方のいるようですので必須ではないのかもしれません。でも、あった方が良いものですので設置されることをお勧めします。
プライバシーポリシーの丸コピーは若干の問題があるかもしれません。
(「丸コピー」という行為自体に問題があるかも)
・記事のオリジナル性、有益性
これは基準があいまいで難しいですが、公式サイトのコピペ多用や自分の意見が乏しいような内容は問題があると思われます。公式サイトでは載せないような情報を書くことが重要なのかと思っています。あくまでも個人的な意見ですが。これについては次の項目でも触れます。
じゃぁいったいアドセンスに合格するポイントって何?
初申請にあたって、とにかく数多くのブログを参考にさせて頂きました。
その中で、もうどのブログか分からなくなってしまったのですが、考え方のベースにさせて頂いたものがあります。
「審査は減点法ではないか」という考え方です。
・審査ポイントのマイナス評価の合計が基準を満たしているか。
・ポリシーに違反したNGの箇所は無いか。
なので、記事数は少ない方が有利じゃないのか。
という考え方です。
それと、2018年あたりから審査方法や基準が変わったようなので、記事数については10記事もあれば十分じゃないのかと。単純に記事の数で判断している訳じゃないと思うんです。
それを証明したい気持ちもあって、記事数を増やさない修正にこだわったのですが。。。
落ち続けてリサーチした中で、たしか「AdSense ヘルプフォーラム」にあったコメントだと思うのですが(どの記事かは忘れてしまいました)、『サイトの審査というより運営者がGoogleの求めているものを理解しているか、人をテストしている』のようなアドバイスがありました。
結構これ、的を射たコメントだと思います。具体性はないですが。
「AdSense ヘルプフォーラム」で審査落ちの原因を質問しちゃうのも有りだと思います。
(参考意見としてはある程度ためになると思います)
何も悪いことしていないのに「Google のポリシーに準拠していないサイト」って!?
ここからは(ここまでも?)私の個人的な妄想がほとんどですので、確証も何もありませんから、あくまで参考として読んでください。内容の保証もしませんので。
「Google AdSense のプログラム ポリシー」と「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」も何度も読んだし、違反らしきものも思いつかない。
5記事で合格している方もいるので、単に記事数の問題とは思いたくないし、記事の内容もそれほど薄いとも思えない(自信過剰!)。
それで自分なりに導き出した結論的なものが下記です。
POINT(妄想)・「Google AdSense」に出稿するスポンサーが広告を掲載されたところを見て、「こんなサイトに広告出して本当に効果があるのか」「無駄なクリック課金をされないか」と思われないようなサイト内容、記事にする。
・読者を集められる内容、つまり読者にとって有益な内容、悩み、問題を解決してくれる内容になっていること。あるいは、そのようなサイトに発展していける下地があること。
特化ブログであれば、標準レベルを超える高い専門性と知識量。雑記ブログであれば需要の多い話題を多く持っているか。すぐにネタ切れになりそうな状態ではないこと。
記事数は少なくても、こんなサイトにするよってのが伝わることが大切なんじゃないかと思った次第です。
読者目線はもちろん大事ですが、それと同時に、広告主目線も大事だということ。
広告を貼るからには、Googleに恥かかせるようなことはやるなってことですね。
上記の考え方から見れば、在宅ワーク中心のブログでは初心者じゃすぐにネタ切れになりそうですよね。追加したカテゴリーの記事は元々のブログの方向性からかなり外れていますが、客観的に見てこちらの方が発展性はありそうです。
正直言ってカテゴリーを追加したことで、これから記事を追加していく上でのプレッシャーは少なくなりました。
ブログの初期段階で独自性、発展性をアピールするには
私の見た範囲での話ですが、少ない記事で合格しているブログは雑記ブログが多いように感じています。
ブログの守備範囲の広さは今後の発展性につながるということ。
もちろん、記事が薄っぺらじゃないことなどは前提としてあります。
特化ブログの場合はそのジャンルでの専門性の高さが必要だと思います。
このサイトもそうですが、厳しいこと言っちゃえば、初心者が専門的なこと書いても誰も見ないってことですかね。
で、上記をアピールする手法として、記事数を増やすということは意味のあることだと思います。
すぐにネタ切れになるような人では30記事とか書けないですからね。
それともう一つ、思いっきり妄想ですが、
不承認になって再申請する際に期間を空けるということ。
もし上に書いたサイトの発展性とかを審査するとすれば、マニュアルやチェックリストなどで人が審査していることになると思われます(想像です)。
なので、審査員の判断の個人差があるんじゃないかと思われるわけです(妄想です)。
連続して申請すると、同じ審査担当者になってしまうかも。期間を空ければ別な担当者になるかも。。。全く根拠のない妄想ですが、ある程度の期間を空けるのも必要かもしれません。
以上、何も悪いことしていないのに「Google のポリシーに準拠していないサイト」で審査落ちし続けた私の個人的感想でした。
おまけ(申請用のコードについて)
アドセンスの申請時に<head>タグに入れる申請用のコードですが、このコードは最近アドセンスにできた「自動広告」のデフォルト状態でのコードです。
審査通過後そのままにしておくと、いろんなところに自動で広告が表示されます。
「自動広告」のクリック率は悪くはないようですので、そのまま使っていても問題はないと思いますが、その状態で自分で広告を追加すると広告数が多すぎる状態になりかねません。
少し様子を見てからでも良いでしょうが、自分で考えて広告の表示位置を設定したい方は、申請用のコードは削除しましょう。